■特別企画 #07■

スコヴィラ(ドイツ) 常務取締役 ハイコ・ヴァイゲルト氏 / 製品開発責任者 クリストフ氏×WDSC 対談インタビュー

 



・WDSCが長い間探してきた、日本で全く未知の新ブランド、強烈な商品群―。日本で楽しまれているホットソースの多くがアメリカから来たものでしたが、それはヨーロッパ、ドイツにありました。”スコヴィラ”日本でこの名前を知っている方はまだいないでしょう。

・今回日本の皆様へ”Scovilla”をご紹介させて頂くに際し、スコヴィラ社常務取締役 ハイコ・ヴァイゲルト氏、スコヴィラ社製品開発責任者 クリストフ氏とWDSCが対談をし、様々な方面から商品やブランドについて話をお伺いする機会に恵まれましたので、ここにその内容をご紹介させて頂きます。

※尚、ハイコ氏及びクリストフ氏の言葉のニュアンスを正確にお伝えする為、「ドイツ語」とWDSC管理人による「日本語訳」併記とさせて頂いております。
※掲載内容及び画像等、全てスコヴィラ社及び両氏に確認作業を依頼し、その承諾を得て公開させて頂いております。
※文章及び全画像は全てオリジナルのものですので、無断転載・引用は全て禁止致します。



■WDSC■
ハイコさん、クリストフさん、今日は宜しくお願い致します。今回WDSCから、ドイツ製の「スコヴィラ」ブランドのソースを日本に紹介できる事を大変嬉しく思っております。
今までのホットソースはほとんどアメリカ製で、「スコヴィラ」が日本で初めての「ドイツ製ホットソース」のご紹介になろうかと思います。
まず、社名でもある「スコヴィラ」の由来を教えて頂けますか?パッと見た感じ、我々は辛さの単位である「スコヴィル」から来たのかな、と想像してしまうのですが・・・。

■Heiko■
Dieser Name ist eine Anlehnung an Wilbur Lincoln Scoville, der bereits 1912 die erste Schärfemessung der Welt vornahm.
Die Schärfe kommt vom Capsaicin und wird in „Scoville Units“ gemessen.

■Christph■
Der Name „Scovilla“ soll klar machen, dass wir nicht zum Spaß hier sind und er soll der menschlichen Spezies die Mächtigkeit von Schärfe näher bringen.
Entstanden ist der Handel mit Chiliprodukten aus einer „FreakShow“ mit verheerenden Schärfe-Wettbewerben und Experimenten aus allem, was die Chili hergibt.
Leider hat dies eine Eigendynamik entwickelt, die nicht mehr zu bremsen war …

■Heiko■
Ja, in dem Moment bin ich eingestiegen - einer muss ja den Überblick behalten.
Unser Team entstand in der Tat aus schärfebegeisterten Chilifreunden, die Freude im Umgang mit scharfen Saucen haben.


■ハイコ■
私たちスコヴィラ社の名前の由来は、ご存知の通り1912年に世界で初めて辛さの測定を行った「ウィルバー・リンカーン・スコヴィル」博士の名前に由来しております。
現在ではカプサイシン含有量から、スコヴィルという単位で測定されていますね。

■クリストフ■
スコヴィラという名前には、「これはジョークではない、注意せよ!」という判りやすい警告と共に、人類に「スパイス(香辛料)」→「エクストリーム・スパイス(極限の香辛料)」の驚異を強く示すものです。
スコヴィラ製品の取引は、(極端な食品ばかり扱う)展示会に私たちが訪れた事から始まったのですが、そこでは「様々な競争」や「新たな試み」が凄まじい勢いで訪れる人々を圧倒していました。
この場所こそが、我々の商品の出発点だったのですが、恥ずかしながら、その時、我々もこの展覧会の凄い雰囲気に圧倒され、尻込みしてしまったのです。

■ハイコ■
「我々はこの中に飛び込まなければならない!」「誰かがスコヴィラ製品の勢いを保たなければならない!」と痛感しました。
当時我々「スコヴィラ・チーム」は、それまでまったりした環境に恵まれすぎて、市場に於ける「激辛ソース」の知識に貪欲になれない、ただの「辛いもの好き集団」で構成されていた という事です。
 

■WDSC■
皆さんも最初から高度な知識武装をしていた訳ではなく、やはり「辛いもの好きの集団」としてのスタートだった訳ですね。
次にハイコさんとクリストフさんのスコヴィラ社における仕事内容について教えて頂けますでしょうか?

■Christph■
Wir sind ein Team und zusammen schon über 500 Jahre alt.
Wir suchen in Indien, Afrika und Amerika nach den schärfsten und interessantesten Chilis und Zutaten, schlagen uns um die besten Rezepte und kümmern uns um die Produktion.
Mein Job ist es, die Produktlinien abzustimmen, der Welt verständlich zu machen und die Wichtigkeit des Genusses von Capsaicin herauszustellen.

■Heiko■
Bei uns arbeiten Personen aus jeder Altersklasse mit.
Letzten Endes müssen ja in jeder Firma, ob klein ob groß, alle Unternehmensfunktionen abgebildet werden.


■クリストフ■
私たちは合計すると500歳になろうという人数でチームを組んでいます。我々はインド、アフリカ、南北アメリカで、自身の製品に責任をもち、最高のレシピを模索し ながら、「最も辛く、面白い唐辛子」を探し続けています。
その中で 私の仕事は、生産ラインの調整、カプサイシンの楽しさと重要性を世界に発信する事です。

■ハイコ■
あらゆる年齢の人々と、私たちは仕事しています。結局、どんなに会社が大きくても、小さくても、全ては仕事上の役割で配置されているという事です。

※ハイコ氏はスコヴィラ社で常務取締役をしていらっしゃいます。


■WDSC■
なるほど・・各自がプロ意識を持って、世界中から魅力的なスパイス原料を探しているんですね。
ところで、日本ではホットソース市場自体、あまり大きなものではなく、ある意味「限られた人たちの楽しみ」になっているのですが、ドイツでも状況は同じですか?
それとも日本と違って、その辺で普通に入手できるような、非常にメジャーな存在なんでしょうか?


■Christph■
Japan ist groß.

■Heiko■
Deutschland hat keine Tradition mit Chili, aber die Welle ist auch in Deutschland angekommen und verbreitet sich weiter.

■Christph■
Wir leisten immer noch unseren Beitrag zum kulinarischen Aufbau im eigenen Land :). Uns geht es in erster Linie um Lust an der Schärfe.
Wenn wir dabei weltweit Freunde finden, freuen wir uns natürlich.

■クリストフ■
いやいや、 日本の市場は大きいと思いますよ。

■ハイコ■
ここドイツには、唐辛子を使った伝統的な料理や調理法はないんです。ただ、唐辛子を好む傾向は少しずつ定着しており、その市場も拡大してきていると言えます。

■クリストフ■
私たちは今のところ、ドイツ国内へ調理用として消費される商品を供給する部分が、その生産量の大半を占めています。
やはり第一に”スパイシーである事への情熱”は大切なものですし、 そうした活動の中で、ドイツ国外で(価値観を共有できる)友人を見つけられたら、それは大変嬉しい出来事に違いありません。


■WDSC■
やはりドイツでも、ホットソースはもっぱら普及中、といったところなのでしょうか。
今回、「スコヴィラ」ブランドのソースが、「日本で初めて紹介される”Made in Germany"のホットソース」となり、これには当方は勿論、日本の多くのホットソース・ファンも
少なからず期待と興味を持っていると思うのですが、スコヴィラ製品の大まかな特徴を教えて頂けますか?

■Christph■
In Kyoto durfte ich letztes Jahr einige Homies kennenlernen, die sich für Hot Sauces schärfstens interessiert haben.
Diese Stadt wird ja besonders mit Schärfe versorgt …
Wenn das Drumherum auch so ist, würde es uns freuen, einen Beitrag zur dortigen Schärfeversorgung zu leisten.

■Heiko■
Das Alleinstellungsmerkmal unserer Produkte sind unverwechselbares eigenes Design und die besondere Art der Schärfe
.

■クリストフ■
偶然にも私は、昨年日本の京都を訪れた時、スコヴィラのホットソースに大きな関心を持ってくれた数人の日本人と出会いました。
きっと京都では辛い調味料に対する理解があるのだと思います。
もしこの理解が京都だけでなく、日本各地にあったならば、我々が今回その製品を供給するにあたり、ただ嬉しいとしか言いようがありませんね。

■ハイコ■
「スコヴィラ」製品の特徴について、私は「明確な商品設計」と「比類なき種類を誇る激辛商品群」であると考えております。


■WDSC■
比類なき商品群、確かに強烈な個性のものばかりでびっくりです。
その中で私がまず注目したのは「Power Drops」ですね!この尋常でなく小さなボトルは、一体どういう状況を想定しての商品なんでしょうか?
やはりバッグに入れて持ち運びが大前提でしょうか。

■Christph■
Die Intention ist, die Schärfeversorgung des urbanen Menschen in jeder Lebenslage sicherzustellen.
Bitte nicht unverdünnt nehmen und keinen Quatsch damit machen!

■Heiko■
Aufgrund Ihrer Größe sind Powerdrops natürlich auch hervorragend als Einstieg in den Bereich der Schärfe-Extrakte geeignet.


■クリストフ■
この「パワードロップス」の利用想定イメージは、「都会の全ての人々に、あらゆる状況でスパイシーを提供する事」です。
どうかこのまま!小さいからと言って水を加えて薄めたりせず、是非そのままでお使いください。

■ハイコ■
ここまで小さなボトルですから、「パワードロップス」は唐辛子抽出物への最高の入門編としてもお使い頂けますよ(笑)


■WDSC■
確かにこの驚異的な小ささでしたら、簡単に持ち運び出来ますし、下手したら持っている事を忘れて無くしそうな程です。
ハイコさんのおっしゃる通り、この容量ですから、見方を変えれば「お試しサイズ」としても最適ですね!
それでは、ここから両人のプライベートについて少しお伺いしたいと思います。お二人とも休日はどうやってお過ごしですか?

■Christph■
Letzten Urlaub habe ich in einem buddhistischen Kloster verbracht.
Letztes Jahr war ich in Tokio, Osaka und Kyoto.
Davor habe ich meinen Urlaub missbraucht, um in Indien die Bauern kennen zu lernen, die die schärfsten Chilis der Welt anbauen.

■Heiko■
Mich führt der Urlaub in der Regel in wenig bewohnte Gegenden Europas wie den Cevennen in Frankreich,
den Alpujarras in Spanien, den Highlands in Schottland oder den Abruzzen in Italien. Gerade dort ist aber auch die Küche sehr gut,
weil sie meist sehr "ursprünglich" ist und sich auf das Wesentliche beschränkt.


■クリストフ■
先週末は、仏教の僧院で健やかな時間を過ごしました。昨年は東京と大阪、京都にも行ったんですよ。
それ以前には、世界で最も辛い唐辛子(ジョロキア)を育てているインドへ行き、そこでジョロキア農家の方と知り合うことができました。

■ハイコ■
私はフランスのセヴェンヌや、スペインのアルプハラ、スコットランドの高地やイタリアのアブルッツィに代表される様な、ヨーロッパの過疎地を旅行する事が好きです。
これらの地域は環境的に食素材が限られているため、全てが独特な文化でありながら、料理も非常に美味しい場所なんですよ。


■WDSC■
かなりアカデミックな休日の過ごし方なんですね・・・。ハイコさんはご旅行と、その地方特有の料理に興味をお持ちのようですが、好きな料理、また嫌いな料理はありますか?

■Christph■
Ich mag natürliches Essen und kein Fleisch. Ich liebe die traditionelle indische Küche und komme auch mit der thailändischen Art ganz gut klar.
Ohne Zweifel ist die Japanische Küche die erlesenste dieses Planeten.
Das „schlechteste Essen“ findet man ganz leicht in den U.S.A. und in Großbritannien.

■Heiko■
Ich brauche in der Regel Fleisch zum Essen (denn Fett ist ein Geschmacksträger) und stehe auf ein rauchiges Barbecue mit guten Chilisaucen als Beilage.
Ansonsten koche ich gerne mit "mediterranem Style". Je weniger verarbeitet ein Nahrungsmittel ist, umso besser.


■クリストフ■
私は基本的に自然食が好きなのですが、肉は苦手ですね。伝統的なインド料理やタイの食事も好きです。
様々な料理の中で、日本料理は疑いなく地球上で最高の選択肢と言えます!逆に最悪な料理はアメリカやイギリスに行けばすぐ見つかりますよ(笑)

■ハイコ■
私は概して肉(肉の脂が、その味を左右しますね)が好きで、傍らに良質なチリソースを準備しての炭火焼バーベキューもいいですね。
それ以外では、地中海スタイルの料理を楽しんでいます。これは、非常にシンプルな材料を、優れた調理法で仕上げるんです。


■WDSC■
なるほど・・・クリストフさんはベジタリアン的で、ハイコさんが肉好き、真逆の好みですが、極端な価値観があるからこそ様々なイメージが湧くのかも知れませんね。
ところで、ドイツと言えば日本と同じく自動車大国、日本では「ベンツ=高級車=高い」であり、「ドイツ人はみんなベンツに乗っている」イメージすらあるのですが(自分だけ?)
実際お二人はどの様な車にお乗りなのでしょうか?

■Christph■
Auch wenn Mercedes die wahrscheinlich perfekteste Abstimmung von Motor und Getriebe drauf hat, ist Autofahren für mich eine Frage des „Feelings“.
Ich fahre einen Volvo und einen Chevrolet El Camino aus Mexiko.

■Heiko■
Mir ist wichtig, dass sich eine "Euro-Palette" ins Auto laden lässt.
("Euro-Paletten" sind hier in Europa das Maß aller Dinge!) Ansonsten bin ich Fan von Citröen.


■クリストフ■
仮にメルセデスが最も素晴しいエンジンチューニングや、それに関連するメカニズムを持っていたとしても、運転は私にとって感覚の問題でしかないと思っています。
現に 私は「ボルボ」と、メキシコからやって来た「シボレー・エル・カミーノ」に乗っています。

■ハイコ■
私にとって、自分の車にパレットを入れる事が出来るかどうかは大変重要なんです。(ユーロパレットは、ヨーロッパで全ての物差基準でもあります)
私は「シトロエン」のファンです。

※パレット・・・木製・金属製・紙製などがあるが、荷物を載せる時に下に敷く枠のこと。


■WDSC■
意外や意外、お二人ともベンツじゃありませんでした。それどころか、エル・カミーノって、完全にアメ車です。
考えてみたら日本でも全員がトヨタ車に乗ってる訳ではありませんから、当然と言えば当然ですか・・・。
では、お二人の今後の「夢」についてお聞かせ頂けますでしょうか?

■Christph■
Frieden unter den Menschen mit Mutter Erde.

■Heiko■
Ich bin eigentlich ein illusionsloser Mensch.

■クリストフ■
母なる地球、全人類の平和ですね。

■ハイコ■
実は、私は夢(幻想)は抱かないタイプ(現実主義者)です(笑)


■WDSC■
でた〜!やはりアメリカのケイジョン氏やデイヴ氏、アシュレイ氏もそうでしたが、「夢」は自分の欲とかじゃなく、世界の平和や貢献というものなんですね・・・。
ここでも日本と世界の違いを思い知った気がいたします。そんな日本人に対するイメージはどんなものをお持ちですか?

■Christph■
Von Eurem Umgang untereinander kann sich jede Nation eine Scheibe abschneiden.
Ich durfte bei meinem Aufenthalt in Japan Aufmerksamkeit (mindfulness), gegenseitigen Respekt und einen Zusammenhalt spüren, die mich sehr tief beeindruckt haben.


■Heiko■
Unser japanischer Kollege Kiyo zeichnet sich insbesondere durch seine Ruhe und Gelassenheit aus - und durch das eigentlich preußische "mehr sein als scheinen".
Daneben kenne ich die Erfahrungen einiger Bekannter, die bereits mit Ihren Rock'n Roll Bands in Japan gespielt haben und habe den Eindruck,
dass man innerhalb der japanischen Subkultur auch Extremen gegenüber aufgeschlossen ist.

■クリストフ■
去年 日本を訪問した際、私は日本人と対話を通じて社会的な意見交換する事が出来ました。私は滞在中、心のつながりと互いへの敬意を大切にし、それら全てが私の心に深く印象に残りました。

■ハイコ■
我々の同僚である「キヨ」は、その親しみやすさと落ち着きが特徴的です。もちろん、彼は見た目以上に多くの良いものを内に秘めていますよ。
私はまた、日本でサブカルチャーの中にあるという印象を持っていた、ロックンロールのバンドを組んでいる友人から経験を通じて学習しました。
ちょっとびっくりするような事をしても、それに対して変な偏見を持たない国民性ですね。


■WDSC■
温和で親切な国民性を評価頂いているようです。それでは 日本という「国」についてはどんな印象をお持ちでしょうか?

■Christph■
Japan ist ein besonderes und einzigartiges Land. Ich fühlte mich einerseits wie auf einer Außenmission vom Raumschiff Enterprise in einer neuen Zivilisation.
Das Land wird vom kollektiven Bewusstsein der Menschen bestimmt und hat eine Sanftheit, die Alles durchdringt.
Auch wenn ich nicht mal ein Straßenschild interpretieren konnte, empfand ich viel Vertrautheit und Heimatgefühle.
Vielleicht Erinnerungen aus einer vergangenen Inkarnation …


■Heiko■
Ich halte Japan für ein sehr modernes Land. Auf der anderen Seite beeindrucken mich japanische Gärten sehr.

■クリストフ■
日本は特別でユニークな国だと思います。スペースシャトルからの宇宙遊泳計画など、最先端の文明に加わっていると感じますよ。
日本では全てが人々の集合的な意識によって物事が決定され、その情報がすばやく全体に伝わる”安定した環境”がありますね。
私が日本で、とある道路標識の意味がわからなかった時でさえ、私はどこか地元ドイツにいる様な、安心感、懐かしさを感じていたんです。
もしかして前世は日本人だったのかな?(笑)

■ハイコ■
私は「日本は非常に現代的な国家である」と考えています。私が日本で特に印象深く感じたのものは、日本庭園ですね。


■WDSC■
日本人が親切で、国はとても近代的であるというイメージをお持ちくださっているようで嬉しい限りです。
好きな言葉(座右の銘のようなもの)はありますか?

■Christph■
Mitakuye Oyasin (all my relations)

■Heiko■
Hot Treats.

■クリストフ■
「我々は全てのものと繋がっています」

■ハイコ■
「手厚いもてなし」


■WDSC■
お好きなアーティストなどはいらっしゃいますか?

■Christph■
Wenn gerade keine Hot Sauce herumsteht, sind etwas Tiefbass oder psychedelische Beats ganz gut, um sich lebendig zu fühlen.
Dub, Trip und Trance helfen mir da immer ganz gut.


■Heiko■
Bei mir darf es gerne die etwas härtere Gangart sein: Meine Halbgötter sind Pat Todd von den „Lazy Cowgirls“,
Sonny Vincent von den „Testors“ und Roky Erickson von den „Aliens“. Auf der neuesten „Nine Pound Hammer“ LP ist ein Song mit dem Titel "Hookers & Hot Sauce" drauf.
Daneben passt die Musik vom „Reverend Beat-Man“ oder die Calypso LP von „Trojan Records“ hervorragend zu Hot Sauces.


■クリストフ■
もしホットソースを近くで使っていない時なら、低音のバスを効かせたサイケデリックなビートが、「生きてる!」って感じで騒げるし最高です。
「ダブ」や「トリップ」、「トランス」系のサウンドなら、まずハズレは無いと思いますよ。

■ハイコ■
私は少しハードな音楽が好きです。私が最高に好きなのは「Lazy Cowgirls」の「パット・トッド」、「the Testors and Roky Erickson from the Aliens」の「ソニー・ビンセント」です。
最近のものであれば、「Nine Pound Hammer」のシングルカットされた「Hookers & Hot sauce」という曲が好きです。
「Trojan Rgcords」からリリースされた「Reverend Beat-Man」、「Calypso」 などのサウンドは、ホットソースとイメージがぴったり合いますよ。


■WDSC■
なるほど・・・ドイツはハードな音楽も大変有名ですからね・・・。
それでは、日本の料理について何かご存知なこと、思うところはありますか?

■Christph■
Während meiner Einladung in Eurem Land hatte ich das Glück, die vielseitige und feine Küche kennen zu lernen.
Leider bin ich weder der Sprache, noch der Schriftzeichen mächtig, so dass ich hier nicht mit Namen aufwarten kann.
Wie gesagt, die Japanische Küche ist für mich die Nummer Eins auf diesen Planeten.
Es ist für mich deshalb eine Ehre, Japan mit unseren heißen Produkten zu beglücken.

■Heiko■
Leider kenne ich nur Sushi und ich bin mir auch nicht sicher, ob das, was uns hier in Europa als
"Japanische Küche" verkauft wird, auch tatsächlich das ist, was Ihr als japanisches Essen versteht.


■クリストフ■
日本へ訪問した時、私は(ドイツで調べていたので)日本の素晴しい多くの調理方法について事前に知識を持っていました。
しかし残念なことに、私は日本語の読み書きと会話に慣れていなかった為、それらの内容について口頭で語る事は出来ませんでした。
前に述べたように、日本料理は私にとって地球上で最高の料理です。だから私も、日本の皆様に我々のホットな製品をお試し頂き、喜ばせたいと思っているのです。

■ハイコ■
残念ながら、私はここヨーロッパ各地で紹介されている「日本料理」が、日本の皆さんが普段慣れ親しんでいるものと果たして同じ物なのかどうか、
例えば”寿司”も名前は同じでも、本当に日本の「寿司」と同じものなのかどうか疑問に思っているところなんです。


■WDSC■
確かに、海外にある自称「日本料理」店には、おかしな店や料理が沢山あると聞いております。
考えてみれば、我々が日本で口にしている海外の料理も、「日本人の口に合わせた○○料理」かも知れませんね。
ぜひぜひ私たちをスコヴィラショックで、楽しませて頂きたいと思っております。
では、そのスコヴィラ製品について、お勧め商品を教えて頂けますか?

■Heiko■
Heiko: Da muss ich vier nennen:
Bestes Design: Capsaicin Bullets.
Beste Idee: Powerdrops.
Beste Extreme Hot Sauce: Dragonfire - sie schlägt jede Schlange in die Flucht! ;-)
Beste BBQ: Fiery Bandito.


■ハイコ■
4種類ご紹介したいと思います。

・ベストデザイン・・・・・「カプサイシン バレット」
・ベストアイデア・・・・・「パワードロップス」
・ベスト激辛ソース・・・「ドラゴンファイア」(蛇柄のパッケージでお送りします!)
・ベストBBQソース・・・「ファイエリー・バンディドー」


■WDSC■
「スコヴィラ」のソースは、何十種類もラインナップがある訳ではなく、最初からかなり厳選されていますので、ある意味全部「お勧め商品」でしたね(笑)
それでは、スコヴィラとのファーストコンタクトを心待ちにしている、日本のホットソース・ファンたちにメッセージをお願い致します。


■Christph■
Das hängt wie immer von der Individualität des Japaners/Japanerin ab:

Scovilla´s HotGourmet
Wer eine Rundreise durch die Chilisorten kennenlernen will, dem empfehle ich die HotGourmets.
Hier sind die bedeutensten Chilisorten der Welt vertreten. Diese Saucen sind so komponiert, das der Charakter und das Wesen jeder Chilisorte offengelegt wird.
Die Schärfegrade steigen in dieser Reihenfolge: Jalapeno, Cayenne, Scotch Bonnet, Chipotle, Tabasco, Red Habanero, Red Savina und die Naga Morich.
Die HotGourmets können noch bedenkenlos auf dem Tisch stehen und sind eine kulinarische Bereicherung.

Scovilla´s Dragonfire (HotSauces and Powder)
Wer sich mit den Schärfsten der Welten messen will, und selbst Feuer spucken will, der probiere eine von den Scovilla´s Dragonfire Hot Saucees.
Das Dragonfire XP 1Mio Powder hat 1 Million Scoville Units und ist das schärfste Pulver der Welt, das uns Mutter Erde bis jetzt geschenkt hat.

Capsaicin Bullet
Wer es mit Außeririschen aufnehmen will oder die totale Überzeugung braucht, der soll sich mit der Capsaicin Bullet mit 1,5 Mio Scoville Units bestrafen.
Aber Achtung: Hier ist jede Spaßgrenze überschritten. Dies darf auf keinen Fall unverdünnt zu sich genommen werden.
Ich bitte auch Euch Eure Kunden immer darauf explizit hinzuweisen.
Das gilt auch für die „niedlichen“ Powerdrops. In einer Flasche ist der Stoff für eine ganze Kompanie!


■クリストフ■
我々はスコヴィラの全商品に自信を持っていますが、これはご賞味頂く皆様の趣向もありますし、「どのソースが合うか」については、結局好みが左右するでしょうね。

<スコヴィラ・ホットグルメ>

世界各国の様々な唐辛子を巡る旅をお望みの皆様には、私はこのライン(スコヴィラ・ホットグルメ)をお勧め致します。
このラインでは、特に個性的な種類の唐辛子が使用されており、あらゆるタイプの唐辛子の特徴、本質を楽しんで頂けるように作られております。
辛さのレベルは、「ハラペーニョ→カイエン→スコッチボネット→チポトレ→レッドハバネロ→レッドサビナ→ナーガジョロキア」の順に辛くなっていきます。
この「スコヴィラ・ホットグルメ」は、そのまま普段の食生活を豊かにするお供として食卓テーブルに置いてご愛用下さい。


<スコヴィラ・ドラゴンファイア>(ソース&パウダー)

「世界で最も辛い物質を試したい」、「口から炎を吹くような経験は、このドラゴンファイアでこりごりだ!」と感じたい皆様に。
「ドラゴンファイアXP 1Mioパウダー」は、文字通り100万スコヴィル、これを生んでくれた母なる地球に感謝します!これが世界で一番辛いパウダーです!


<カプサイシン・ブレット>

地球外生命体と仲良くなりたいと思っている方、完膚なきまでに(辛さに)叩きのめされたい奇特な方は、150万スコヴィルの「カプサイシン・ブレット」をどうぞ。
くれぐれも注意して下さい!冗談で済むレベルは完全に超えています。このソースは絶対に原液のままでは使うべきではありません。
私はこの「カプサイシン・ブレット」を(極端に辛いものを好む)WDSCをご利用する皆様に特に強くお勧めできると思っております。
また、この注意は「キュートなボトル」の「パワードロップス」にも当てはまります。こんな小さなボトルですが、大勢の人を悶絶させるのに十分なパワーです!


■WDSC■
こうして説明して頂くと、商品カテゴリが明確に分かれていることが理解できました。
ただ、ホットグルメ以外は基本的に”ロクでもない辛さ”の物しかない様な・・・(笑)
同じく今回日本に「スコヴィラ」ソースを紹介させて頂くWDSC及びサイトをご覧頂いて何か一言頂けますでしょうか?

■Christph■
Auf Deiner Seite springt die Freude und Begeisterung für scharfe Saucen über.
Das ist nicht nur ein Webshop, sondern man hat das Gefühl, das hier eine ganze Community dahinter steht, die wichtige Pionierarbeit leistet.
Es freut uns besonders, auch hier aufgenommen worden zu sein.

■Heiko■
 "World Death Sauce Center" - Toller Name! Deine Seite ist eine der wenigen weltweit, die auffällt.

■クリストフ■
WDSCのサイトは、ホットソースの楽しさと熱意を伝えてくれていますね。それも単なるウェブショップではなく、先駆的な作りでサイト全体が情報を発信しています。
我々「スコヴィラ」の製品が今回WDSCから紹介され、取り扱い商品として組み入れられる事に大きな喜びを感じています。

■ハイコ■
”ワールドデスソースセンター”スケールの大きな名前ですね!実際WDSCはワールドワイドな規模を持つ数少ないサイトのひとつと言えます。


■WDSC■
クリストフさん、ハイコさん、 長々本当にありがとうございました!最後に多くの日本のホットソース・ファンに一言お願い致します。

■Christph■
Beware of  Scovilla’s Dragonfire!

■Heiko■
Don't Grow Up!

■Beide■
Vielen Dank für Deine Fragen und das damit verbundene Interesse der Leser.

■クリストフ■
「スコヴィラ」の「ドラゴンファイア」に注意せよ!

■ハイコ■
大人になるにはまだ早い!

■クリストフ&ハイコ■
今回のインタビュー内容とWDSCに感謝します!


■■インタビューを終えて■■
スコヴィラブランドの取り扱いは、交渉がまとまるまで、随分長い間温めてきた企画でして、今回正式に交渉が成立し、こうしてインタビューをご紹介できる事は、当方からしましても大変嬉しい事でございます。ドイツの方という事で、当方の勝手な思い込みもあって「堅い人」「淡々とした人」だったらどうしようと思っておりましたが、実際はインタビューの際も「この話面白いと思ってくれるかな・・・?」などと見てくれる人の反応をちょくちょく心配しながらお話してくれる気さくな方で、当方もほっと致しました。今回ドイツ製のホットソースを初めてご紹介させて頂くという事で、パッケージデザイン、ロゴ、ボトルの形状etc...あらゆる部分でアメリカ製とは違う不気味なオーラを出しまくりのスコヴィラ製品ですが、インタビューにもあります通り、クリストフ、ハイコ両氏の自信と情熱がこもった作品ですので、是非皆様ご自身でお試し頂ければ幸いでございます。今回少々長いインタビューとなりましたが、これで今回の特別企画を終了とさせて頂きます。(WDSC管理人)


世界の激辛ホットソース・デスソースを激安供給!WDSCは国内最多の商品展開数を誇るホットソース通販専門店でございます。あなたはもう、『辛い物が好き』と言えなくなる―
(C)2010 WDSC/World Death Sauce Center/ワールドデスソースセンター/All rights reserved.