■特別企画 #05■

デイヴス・グルメ・インク [Gourmet Salts(グルメソルト)]を試してみよう!(調理実習)

 



・今回WDSCではデイヴ氏のグルメへのこだわりを感じる「シーズニングライン」のお取り扱いを開始致しました。特別企画という程ではないのです が、狂気のポップコーンに続き、今迄激辛一筋だったWDSCで「塩」、正直皆様からどのような反応があるかわかりません。これはもう率先してグルメ塩を普及させるしかない!という訳でグルメ塩を使ってどんな感じになるのかレポートを開始です。

・「インサニティポップコーン」の試作や今回の「グルメソルト」のコンテンツを見て、デイヴ氏からメッセージも頂いているので、併せて掲載させて頂きます。

※尚、デイヴ氏の言葉のニュアンスを正確にお伝えする為、「英語」とWDSC管理人による「日本語訳」併記とさせて頂いております。
※掲載内容及び画像等、全てデイヴ氏本人に確認作業を依頼し、その承諾を得て公開させて頂いております。
※文章及びデイヴ氏の画像は全てオリジナルのものですので、無断転載・引用は全て禁止致します。


 

【「グルメソルツ」全景】

■画像では読み取れませんが、「INSANE SEASONINGS(正気でない調味料)」とあります。この場合は辛すぎて狂気、というよりも、「ここまでこだわるとは、正気ではない!」という意味でしょう。容器上部に6箇所のタブがあり、そこを開けると丸い穴が各塩のスペースごとに開いており、そこから適量を振り掛けるという使い方です。使わない時は「パチッ」と閉められるので、鮮度を保持できます。恐怖のドクロマークもなければ、妙な異質感もありませんので、このままキッチンの調味料と一緒に置いても全く違和感ありません。むしろオシャレですらあります。。


 

【まずは塩を全種類公開してみました】

■たかが塩かと思っていましたが、こうしてお皿に出してみると、全てが全然異なる雰囲気を持つ塩たちである事に気づきました。色、粒子の細かさ、香り・・・原産地も採取された場所も違うので、当然と言えば当然ですが、普段白い精製された塩ばかり口にしている方には、違和感があるかもしれません。塩に見えないものまであります・・・。さて、これらの塩の実力を試す料理は何でしょう?


 

【今回は贅沢にも焼肉で試してみます!】

■塩をそのまま舐めて感想を・・・というのでは、あまりに実用的ではありません。塩鑑定士ならまだしも、普通の方は何かの料理に使う事を前提としている筈ですし、「焼肉も通になるとタレではなく塩」とか誰かが言ってたような言ってなかったような気がします。

■こんな企画でもなければ、良い焼肉を食べる機会もないという事で、分不相応にも奮発してしまいました。
名前が出れば知っている人も多い某高級肉店にて購入。まずはこれ。

【900円/100g】のお肉(国産黒毛和牛)です。焼く前は全体的に赤身だなぁと思っていたものでしたが、さすが。焼いてもらったら途端に脂が滲み出てきました。

 


 

【1,000円/100g】国産黒毛和牛

■次はこれ、100円刻みですが、見た目は全然違ってきました。生の状態では規則正しいサシが入って、見るからに脂が乗ってそうという感じでした。
実際口にすると相当脂が乗っており、人によっては好き嫌いが分かれそうなほどです。

 


 

【1,200円/100g】国産黒毛和牛

■相当脂が乗ってます。というか、ここまでサシが入っていると、食べ過ぎたら気持ち悪くなりそうです。当方のように貧乏性には、こんな肉を少しだけちぎって、それでご飯を大量に食べる(書いていて恥ずかしい・・・)というのが合っています。脂が乗ったお肉が嫌いでなければ、大変経済的な肉質と言えるでしょう。それでは早速いろんなグルメ塩に付けて試食を開始です!グルメ塩には、グルメ肉こそ相応しい!(かどうかはこれから決まる)


 

【Himalayan Pink Salt/ヒマラヤン・ピンクソルト】

■画像では白っぽいですが、実際はピンクソルトの名前の通り、薄っすらピンク色です。各肉につけて試食。まず塩味が相当強いです。しかしその後、じんわり甘味と深みを感じる「旨味」があるように思われました。これは最初からナイステイスティ。基本的に塩味が強いので、つける量は少しで十分です。個人的にはこれは相当焼肉に合っていると思います。

 


 

【Eurasian Black Salt/ユーラシアン・ブラックソルト】

■ブラックソルトと言いながら、実際にはより濃いピンクのような色です。ん・・これまた相当個性的!塩でありながら、硫黄のような香りも持っています。残念ながら肉には合うとは思いませんが、例えばゆで卵などに付けたら、それだけで温泉玉子のような味わいを楽しめるのではないでしょうか。


 

【Pure Ocean Salt/ピュア・オーシャンソルト】

■まさに純粋海塩!はーかーたの塩!とは全然違うかも知れませんが、画像の通り結晶が大きく、肉に付けるにしてもひとかけらで十分です。それだけ濃く、塩味も強いです。海水を煮詰めて取り出したような、ある意味荒削りな塩味を楽しめることでしょう。試しに塩だけでも口にしてみましたが、カリッ・・・うっ!しょっぱい!という感じでした。エッジのある塩味です。魚や生肉の臭み取りや、野菜の水分抜きなどにどうでしょうか。


 

【Sel De Guerande/セル・ド・ゲランド】

■フランスのブリュターニュ半島南部にあるゲランド地方、超高級塩として知られる「フルール・ド・セル」と言えば、ご存知の方も多いのではないでしょうか。これを採取したあとに結晶したものを集めたものが、セル・ド・ゲランドです。

■塩のキャビアと呼ばれるフルール・ド・セルの子供のようなこの塩を、相手にとって不足はないとばかりに肉につけて試食・・・実に上品で味わい深い塩味です。塩に含まれる豊富なミネラル分のなせる技でしょうか、肉質が更に上がったような錯覚を覚えます。少なくとも、焼肉にはこれが一番合っているような気が致しました。


 

【Smoked Salt/スモークド・ソルト】

■スモークドソルト・・・?初めて聞く単語です。焼き塩と言えばそうなのかも知れませんが、スモーク=燻製ですから微妙に違いますね。早速肉に付けて試食してみます。。。んっ、これは・・そう!バーベキューだ!肉を炭火で焼いて食べるバーベキュー、あの味わいが再現される塩というのが一番判りやすい説明でしょう。普通に焼き鳥でも、このスモークドソルトをごく少量使うことで、良い意味での「こげ風味」とそれに合った適度な「塩味」が焼き鳥をバーベキュー風味にしてくれるはずです。


 

【Hawaiian Red Salt/ハワイアン・レッドソルト】

■ハワイとかバリとかって、実は塩がお土産で有名ってご存知ですか?レッドソルトは、ハワイの海底にある赤土(火山土)を長時間煎り、それとハワイ海水塩を混ぜたもので、それによって豊富な鉄分やミネラルが深みのある味わいを実現しているのです。これも粒子が大きいですから、あまり大量に付けすぎると塩辛くなりすぎてしまいます。肝心の味わいは、とにかく甘味のある塩です!今回は脂の相当乗ったお肉で試したため、あまりその恩恵にあ与ることはなかったかも知れませんが、例えば安い肉など、この塩を使うと甘味が増してより良い肉の味に仕上げてくれると思います。


■DAVE■
There are many different ways to use the six salts in our gourmet collection. 
The smoked salts and the black Eurasian salts work wonderfully well with fish and poultry dishes, depending on the flavor profile you are looking to achieve.   
Besides using the salts on proteins (beef, fish, poultry, etc) you can also recommend to customers that they try adding them into exotic candy recipes. 
Chocolate candy is amazingly enhanced by a grain or two of salt placed upon it.   
Also, the flavor of melons can be enhanced by adding a few grains of the Pink Himalayan salt. 

We choose the six specific salt flavors we did, based on what was most readily available at the time. 
The next time we run production on this product, it is entirely possible that we may elect to replace some of the salts with new/interesting salts that previously have not been utilized.

■デイヴ■
僕らの展開するグルメ・コレクションの中で、今回の「グルメソルト6種類」には様々な使用方法があると考えているんだ。
Smoked Salt/スモークド・ソルト」や「Eurasian Black Salt/ユーラシアン・ブラックソルト」は、魚・鳥料理に使うと格別に良い仕事をしてくれるし、美味しくしようとする料理の風味を左右するだろうね。
牛肉や魚、鳥料理などにこのグルメソルトを使うのは勿論だけど、日本ではあまり知られていない、「甘いものに塩を加えるレシピ」に是非チャレンジしてもらいたいな。
チョコレート・キャンディなんかは、ほんの塩ひと、ふた粒を加えるだけで、びっくりする程風味が増すんだよ。
さらに、メロンなんかも数粒の「
Himalayan Pink Salt/ヒマラヤン・ピンクソルト」を加えるだけで凄く味わいが増強されるんだ。

「グルメソルト6種類」開発当時、僕らは一番良いと思われる塩味の組み合わせをしたんだ。
でも、もしこのグルメソルトがモデルチェンジするような事があれば、その時は6種類のうち何種類かを、今回選ばれていない、全く新しい(面白い)塩に変える事だって十分ありえるよ。



■■調理実習を終えて■■
最初、たかが塩と思っていた部分もありましたが、良い肉であった事も手伝って非常に贅沢な試食体験となりました。 日々の忙しい時は、とても「この料理にはこの塩が・・・」なんて余裕はないかも知れませんが、休日など、ゆったりした時間に「この肉料理にはこの塩はどうかな」などと気どってみるのも良いでしょうし、その選択がピッタリはまった時には、間違いなく料理の味は数段高いものとなるでしょう。ホットソースもそうですが、このグルメ塩も基本的に「ないと生きていけないもの」ではありません。つまり「嗜好品」です。お酒を嗜む方の中には、塩を肴にする人も少なくないとか。究極的には「塩そのものを楽しむ」事に行き着くのでしょうが、まずは身近なお料理に是非このグルメ塩を使って、その味の違いと変化に驚いて頂ければと存じます。6種類もありますので、お友達数人集めて、いろいろな料理を用意、それぞれにこの塩を使って、どうなるかワイワイ楽しむのも良いと思います。それではこれにて今回の企画を終えさせて頂きます。
(WDSC管理人)


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